複雑性PTSDの私は、これまで転職4回、アルバイトも5種類くらい経験してきましたが、自分に合う仕事に出会うことができませんでした。
自分に合う仕事なんて、甘えだと言われるかもしれませんが、複雑性PTSDの人にとって自分に合わない職場にいることは、毎日トラウマ環境にいることと同じなので、日に日に気力と体力が減退していきます。
そうさせないためには、まず、自分にとってのストレス要因を突きとめ、ストレス要因の極力少ない環境に身を置くことが一番の安全柵です。
そこで今回は、複雑性PTSDの方に向いている仕事をまとめてみました。

複雑性PTSDと同様に、生きづらさを抱えやすいHSPの方にも参考にしていただけると思います。
はじめに 生きづらさまとめ
私が体験した生きづらさをまとめてみます。
・電話で緊張してうまくやり取りができない。
・人前で発表すると緊張で意識が飛びそうになる、震える。
・クライアントとの打合せ中に緊張で脇汗が止まらない。
・常に首肩背中がこわばり、息苦しさを感じる。
・集まってご飯を食べるのが苦手。
・男性上司(おじさん)との会話が緊張、過呼吸気味。
・自分をさらけ出せず、距離感が縮まらない。つまらない人だと思われる。
・ケアレスミスを起こしやすい。
・ノルマを達成できないと、自分の存在価値がないと思ってしまう。
ざっとこんな感じです。みなさんも思い当たる部分が多いのではないでしょうか?
私の場合、本当は「うまくやりたい」「うまくやれるはず」と本能的に思っているのに、実際はできていないという事実に対して、強いストレスと生きづらさを感じているように思います。
複雑性PTSDに向いている仕事
Web関係の仕事
組織にとらわれず、対人ストレスのない仕事が多いのでおすすめです。
Webデザイナー
プログラマー
ブロガー など
私が将来的に目指しているのはこれらの仕事です。
多少クライアントとのやり取りはありますが、基本一人でできる仕事なので、ストレス要因を大きく排除できると思います。
Web知識がないという方でも、ネット環境があれば無料で学べるのもポイントです。
セラピスト
繊細だからこそ、人の痛みも敏感にキャッチできるので適職です。
マッサージ師
エステティシャン など
私は幼いころからの過緊張のせいで、肩首が異様に固まっており、それが飛び火していろんな症状を引き起こしていた為、大学生のころからマッサージに通っています。
自分自身が強い痛みを感じている分、自分以外の人の体の痛みやゆがみなどにも敏感になりました。
人一倍辛さを味わっているからこそ、他人の辛さにも気づき、改善させていく能力が高いのではないかと思います。
また、十分な技術が身につけば、独立し、自分のペースで仕事ができるのもポイントです。
カウンセラー
人の悩みにより深く寄り添うことができるので適職です。
ソーシャルワーカー
キャリアコンサルタント など
自分自身が生きづらさを感じて生きてきたので、人の悩みに対する理解力が高く、また、クライアントの回復に大きな喜びとやりがいを感じられると思います。
専門的な知識を学ぶことにより、クライアントはもちろん自分の人生にもプラスの影響を与えることができるのもメリットです。
ただ、複雑性PTSDやHSPの方の場合、悩みを相談され続けることで自分のマインドが不安定になってしまう可能性もあるので、注意が必要です。

自分の病状の回復を待ってからでもぜんぜん遅くないよ♬
ペット関係の仕事
無意識に動物の気持ちを理解できる能力が活かせる。
ペットシッター
飼育員 など
複雑性PTSDやHSPの方の中には、動物の気持ちが手に取るようにわかるという方が多いのではないでしょうか?
言葉でのコミュニケーションが苦手な分、観察能力が高く、周りの人や動物の行動にいち早く気づいてあげられる力が自然と身についているのだと思います。
また、自分自身にとっても、アニマルセラピーの効果を感じながらお仕事ができるので、息が詰まってしまうということも少ないかもしれません。
まとめ
私自身もこれまで自分の適職をずっと探し続けてきました。
しかし、いまだに強いストレスを感じる職場で働いています。
ただ、これまでと違うのは、自分の生きづらさの正体を理解したうえで働いていることと、今後自分が行くべき道が明確になったことで、息苦しさが少しだけ軽減されたことです。
近い将来、自分が安心できる環境で働けるよう、行動したいと思っています。
この記事が、少しでもみなさんの適職に出会うヒントになれば幸いです。
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