排卵日直前なのに急なトラブルで挿入できず、「シリンジ買っておけばよかった」ということありませんか?

夫が腰を痛めて動けない。

皮膚が炎症を起こしていて痛い。
などなど、いろんな理由があると思います。
このような緊急時、実はタンポンがシリンジの代用品になります。
今回はその際の使い方や注意点を紹介したいと思います。
使い方
下準備
アプリケーター付きのタンポンと紙コップを用意します。(空洞が空いているアプリケーター)
タンポンを包装袋から取り出し、吸収体を押し出してアプリケーターの中から抜き取ります。
今回使用するのはアプリケーターのみです。
パートナーには紙コップに採精してもらいます。
精液注入
アプリケーターを膣内に挿入し、押し出し側の穴から紙コップに入った精液を膣内に流していきます。
紙コップの先をくの字に折り曲げると流し込みやすいです。
その時、しっかり膣奥に流れ落ちるように、極力腰を高く上げてください。
しばらく安静
精子が膣奥までしっかり届くように腰を高く上げたままの状態で5分程度安静にしましょう。
その後アプリケーターを抜いたら終了です。
注意点
清潔な状態のタンポンを使う
使用前にタンポンの袋が破れていたり、保存状態が悪くないか必ずチェックしてください。
直接膣に挿入するので必ず清潔なものを使用しましょう。
潤滑剤
アプリケーターが挿入しにくい場合は、潤滑ジェルを使用するなどし、膣を傷つけないように気を付けましょう。
☟生殖細胞(精子、卵子、胚)の培養液の研究から生まれた潤滑ゼリーです。
まとめ
シリンジの代用品にタンポンのアプリケーターを使用する方法をご紹介しました。
いざというときに知っておくと、緊急時に活用できると思います。
ただ今回紹介したのはあくまでも緊急時の方法です。
タンポンに安全性が確認できない場合は、この方法で使用しないようにしましょう。
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