恐怖の採卵を無事乗り越え、個人的には山場を越えたと思っていたのも束の間。
次なる恐怖がすぐに待ち受けていました。

不妊治療って気が休まることがないですね。。
気になる受精卵のグレードと凍結結果をまとめました。
結果
今回の採卵では低刺激法で5つの卵子が採れました。
個人的にはもっと少ないことを想定していたのでここまでは合格です。
受精結果
採卵翌日の午前中にメールが届きました。
5個の卵子のうち4個顕微授精し、4個受精しました。
残りの1個は変性卵子のため顕微授精を実施できませんでした。
正直嬉しかったです。
重度男性不妊の夫の精子と30代後半にさしかかった私の卵子が受精できたという事実が素直に嬉しくて感動しました。
そもそも受精できるのかという不安も強かったので。。
しかしまだまだ気が抜けません。
凍結結果
採卵後6日目にメールが届きました。
培養3日目で初期胚1個を凍結保存。
培養6日目に胚盤胞2個を凍結保存。
残りの受精卵1個は発育停止。
想像以上の結果にめっちゃうれしくなりました。

最悪凍結できるのゼロかもな。。
なんて思っていたのでこれでもう安心だとさえ考えました。
グレードが聞けるのは次回通院時。
3つも凍結できたら一つくらいグレードいいのもあるだろう。
そんな余裕感さえ生まれていました。
グレード報告
採卵から約10日後。
クリニックでついに受精卵の結果が判明しました。
胚盤胞 4CC ✕2個
医師からは特にグレードについて語られませんでしたが、レポートに書いてあったグレードを目にした瞬間頭が真っ白になってしまいました。

これって無理なんじゃ・・・?
4CCは妊娠可能性5%程と言われたり、クリニックによっては破棄されるレベルです。
先生は慣れているからか特にグレードを気にする様子もなく、淡々と話し続けていました。
私は落ち込みを隠すのに必死であまり先生の言葉を覚えていません。
まさかの事態
血液検査の結果、医師から「麻疹(はしか)の抗体がほぼないので、ワクチンを打ってから移植しましょう」と言われました。
採卵前の血液検査では看護師さんに「麻疹ワクチンは自己判断でいいですよ」と言われていたので打つつもりがなかったのですが、どうやら打たないと次に進めない様です。
麻疹ワクチンは注射後丸2ヵ月は移植できません。
そのため移植が予定より1ヵ月後ろに伸びてしまいました。
ちなみに採卵前に打っても問題なかったらしいです。

それならもっと早く打ちたかった。
こういうのかなりストレス。。
でも耐えるしかない。
これまで風疹に関しては強く抗体検査やワクチン接種を勧められてきましたが、今後は麻疹に関しても同じような扱いになるのかもしれませんね。
麻疹ワクチン注射
すぐに内科クリニックに電話し運よく翌日に接種できることに。
通常在庫がないため取り寄せに数日かかるみたいです。
こちらの内科クリニックでは麻疹単独のワクチンはなく、風疹と麻疹の混合ワクチンを使っているそうで、どちらかの抗体が十分あったとしても打って問題ないそうです。
ちなみに会計は保険がきかず11,000円。

高すぎでしょ!
油断して4,000円しか現金を持っていなかった私はコンビニに急いだのでした( ノД`)
低グレードでも妊娠の可能性はあるの?
4CCという結果に絶望した私は「4CC 妊娠」でググりまくり。
すると結構いろんな情報が錯そうしていました。
4CCを移植してやっぱりダメでしたーっていう人も結構いたし、グレード良い胚戻してもかすりもしなかったのに4CCでまさかの妊娠という人もまずまずいて。
とにかく移植してみなけりゃ何もわかんないという結論に至りました。
ただやっぱり期待はしないほうがいいみたいです。

胚盤胞まで育ってくれたことに感謝しないとね。
4CCでも普通に妊娠!?
そんな中気になるブログを発見。
4CCの移植で普通に妊娠する仕組みが書かれていました。
まとめると「胚の形だけで出生予後を予測することはできない。どんなに形が悪くても正常な細胞が一部でもあれば妊娠できる可能性がある」という内容でした。
現実はそう甘くないんだと思いますが、だいぶ励まされる内容ですね。
とにかくあまり落ち込まずに移植を待とうという気持ちになりました。
まとめ
体外受精って採卵が一番の山場だと思い込んでいましたが、実は採卵がスタートだったということに気づきました。
培養はクリニックにお任せするしかないし神のみぞ知る領域。
こんなのが続いたら精神的に参ってしまいますね。
不妊治療をするすべての人に幸せが訪れますように。
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