前回の採卵から5ヵ月。
今回はDUO法というまだあまり知られていない方法で体外受精に臨むことにしました。
今回は前編ということで、1回目の採卵をまとめたいと思います。
DUO法とは
前回初めての体外受精を行い、1つの胚盤胞を移植しましたがかすりもせず。
残り2つの凍結胚があるもののグレードが低すぎるので採卵することに決めました。
DUO法は生理を待たず2回連続で採卵し移植する方法の事です。
AMHが低いことや不妊治療にかけられるお金が限られてきている中、いろいろと検討した結果DUO法にすることに決めました。
DUO法採卵1回目 誘発開始
1回目の誘発方法は前回と同じく低刺激法になります。
メルスモン自己注射(週2回)
D3~ クロミッド 1日2回5日分
プレドニン 1日1回10日分
HMG自己注射 1日おき3回分
メルスモン自己注射 1日おき4日分
D12 21:00 HCG3000mg自己注射
D13 ボルタレン座薬 2回
D14 9:00採卵
採卵で緊急事態
朝8:30にクリニックに到着し9:00前くらいに採卵室へ。
今回は2回目の採卵ということで、緊張もあまりなく正直心に余裕がありました。

今回も余裕だろ。
と思っていたら前回よりも少し痛いなと感じました。
しかも卵巣の奥の方にも卵胞があったらしく、グイグイ押される感じで、いつの間にか気分が悪くなってきてしまいました。

あー、気絶するかもな。。
どんどん意識が遠のいていき、酸素マスクをつけられました。

深呼吸して~
などいろんな言葉をかけられ。
そうしているうちに採卵は終了。
徐々に意識が戻ってきました。

もう少し採卵が長引いていたら失神してただろうな。。
いずれにせよ今回迷走神経反射が起こってしまいました。
その後自然と涙があふれ出てきてしまい、看護師さんに優しい言葉をかけられると、一瞬だけ声を出して泣いてしまいました。
たぶん自分が一番びっくりしたんだと思います。
採卵結果
気を失いそうになりつつも結果7つの卵子が採れました。
前回は5つだったので、その分体にも負荷がかかったんだと思います。
その後培養士さんから変型卵子はないものの、2つは未成熟である可能性があるので、受精できるのは5個前後になると言われました。

いまのところまずまずかな・・
前回との違い
前回は初めての採卵ということもあり、かなりビビっていました。

想像よりも痛くないなあ
と感じたのが前回の正直な感想でした。
あまり奥の方をぐさぐさ刺されたりもなかったので、それもあると思います。
今回は余裕ぶっこいていたので、その意識の差が出たのかもしれません。
新しい挑戦
今回の体外受精では「Zona free」法を試してみることにしました。
これは卵子周りの透明帯を除去して培養する方法です。
培養に高度な技術が必要な一方で、着床の可能性が高まるというメリットがあります。
また、フラグメントの発生を抑えられるという効果もあるそうです。
まだまだ実施できるクリニックは多くないようです。
次回の採卵について
次回は初めての高刺激による誘発になります。
採卵は思ってたよりも早くて約10日後。
今回の採卵の翌々日から誘発がはじまります。
静脈麻酔を勧められる
次回卵胞数が倍くらいになることを考えると、失神してしまう気がしてなりません。
看護師に不安を伝えたところ静脈麻酔を勧められました。
ただ静脈麻酔にはデメリットが。
・料金が上がる(4万くらい)
・目覚めた後気持ち悪くなる
・帰り運転できない
これらの事を考えると、部分麻酔でなんとか乗り越えたいと考えてしまいます。
しかし、失神してしまったらいろんな人に迷惑をかけてしまうので、ここは嫌でも静脈麻酔にすべきなのかなと考えています。
まとめ
「余裕だ」と勝ち誇っていた初採卵から一転、あっという間にトラウマになりかけています。
自分の弱さを思い知る結果となってしまいました。
次回の採卵はいったいどうなってしまうのでしょうか?
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