DUO法1回目の採卵から9日後、2回目採卵の日を迎えました。
今回は初の高刺激&静脈麻酔での採卵。
想像以上に多難でしたがたくさんの気づきがありました。
採卵前後の流れや、教訓をまとめます。
静脈麻酔に決定
前回部分麻酔で意識を失いかけた私。
今回は高刺激で卵子の数も多いので、失神する可能性ありありです。

痛みは我慢できるけど気持ちがもたないみたい。。
身体では我慢できる痛みだと感じていても、心にとっては我慢できないのかもしれません。
ということで思い切って静脈麻酔で採卵することに決めました。
高刺激法での誘発開始
初めての高刺激法ということで、ネットでよく見る下腹部のはりなどの症状が出てくるかと心配でした。
しかし実際のところ誘発では特に違和感などは感じませんでした。
D3(1回目採卵翌日)~
HMG自己注射 6日連続
メルスモン自己注射 1日おき3日分
デュファストン 1日3錠7日分
D9 メルスモン自己注射
21:00 HCG3000mg自己注射
D11 9:00 採卵
採卵の流れ
すぐに点滴開始
8:30にクリニックに到着するとすぐにリカバリールームへ。紙スカートに履き替えるとまもなく点滴を打たれました。
ラクテック注というもので、主に水分補給の用途で使うみたいです。

針が地味に痛い。。
この日の採卵は私入れて2人。
静脈麻酔だから後かなと思ってたら先に呼ばれました。
一瞬で夢の中
採卵室に入るといつも通りの態勢になり、まもなく先生到着。
準備が整い看護師さんが点滴から麻酔を注入しました。
すると20秒ほどで鮮明だった視界が急にぼんやりしてきて眠ってしまいました。
少しすると目が覚め、絶賛採卵中。

目覚めるの早くない⁉⁉
焦りましたが、ほとんど痛みは感じません。
視界がはっきりとしてきて看護師さんに「まだ眠ってってくださいね」と言われたものの、変な意地が出たのか最後までぱっちり目を開けたままでした。
だんだんと痛みを感じるようになってきたころ

終了です。
大量出血
ほっとしたのも束の間、生理2日目のような大量に何かが流れていく感覚が。
先生はガーゼみたいなものを膣の奥に当てて止血していました。
この日は血圧が高かったようで、血が吹き出てしまったみたいです。

いつもは低血圧なんだけどな
何とか大量出血がおさまり、ガーゼを詰めて終了。
ベッドまで数メートルでしたが、車いすで運んでもらいました。
麻酔の影響でしばらく体がふわふわ。
でもなんとか歩けるレベルだったと思います。
まさかの激痛
ベッドに戻るころにおなかがジンジン痛み出しました。

低刺激の時とはちょっと違うぞ・・
焦りを感じつつ、着替え、軽食を食べ即効痛み止めを飲みました。
どんどん痛みが増していき、おなかがズキズキしてきました。

今まで感じたことのない痛み。
それは生理2日目を優に超える痛みでした。
恥骨まで響く痛みというか。
例えると鼓動に合わせて恥骨を金づちで叩かれてるような痛み。。
心の中では「ギャー」と叫んでました。
ベッドでもだえること約10分。
やっと痛みがマシになってきました。

こんなにきっついとは。。。
高刺激の怖さを知った気がします。
採卵がますます嫌になりました。
その後1時間ほどベッドでダラダラしていると痛みがほぼなくなりました。
懸念していた静脈麻酔の気持ち悪さは全くありませんでした。
採卵結果
事前のエコーで8つくらい採れそうだと言われていて、激痛にも耐えて

きっとたくさん採れてるはず!!
と期待していたものの、、採れたのは未成熟卵3つだけでした。

残念ですが、すでに黄体化してました。
愕然。。
2回連続が災いしたのか、低AMHが災いしたのかわかりませんが、期待していただけにとても悲しくなりました。
未成熟なので顕微授精できるかもまだわからないと言われ。。
後は先生と培養士さんに託すしかありません。
45万が泡のように消えました。

自分は一体何をやってるんだろう。
そして、3日ほどは安静にするように言われました。
前回の採卵の影響もあり血圧が高まっているので、出血防止のためです。
体外への出血が止まっても、腹腔内に大量出血する可能性もありますからね。
まとめ
今回の採卵で学んだこと
・高刺激は低AMHには厳しいかも
・静脈麻酔は気持ち悪くならないが1日ふわふわめまいのような症状が続く
・2回連続採卵は血圧上昇に伴う出血に注意
DUO法2回目の採卵ははっきり言うと失敗に終わったと思います。
ただこれもやってみないと分からないことでした。
誰のせいでもありません。
同じ方法でうまくいく人もいるだろうし、ほんとに神のみぞ知る世界だと思います。
お金を捨てているような感覚になるのはものすごく辛いけど、失敗もあれば成功も必ずあるはず。
これで塞ぎこまず、こんなもんだと受け流して、次に進んでいこうと思います。
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