体外受精セミナーで精神的にガタガタになったものの、その後なんとか自分を奮い立たせ気を取り直しました。
そしてついに体外受精前の事前検査がスタート。

やっとここまできたか。。
しかし、検査も半分に差し掛かった頃、再び地獄に突き落とされる事件が発生しました。
慢心で受けた精液検査
7ヵ月間男性不妊専門クリニックに通った結果、運動量が劇的に上がり、精子濃度も多少改善が見られていたため、顕微授精なら問題なくできると言われていました。
多額の治療費を払って片道2時間の距離を通院してきたので、やっと体外受精できることに大きな期待と「ようやくここまでたどり着けた」という思いでいました。
精子がいない⁉
何事もなく終了するはずだった精液検査は、残酷にも壊滅的な結果でした。
これまで何回も精子の映像を見てきましたが、今までのなかで一番精子がいませんでした。
ほぼ、無精子状態だったと思います。
変な泳ぎ方をしている精子が1,2匹だけであとは真っ白。
想像もしていなかった結果に、叫びたくなりました。
医師からの悲しい通告
1週間後に再度精液検査を行いましたが、結果はほとんど改善されませんでした。
1日2回採精しましたがダメでした。
うちでは無理
頭が真っ白になる中、医師から「申し訳ないけどこれじゃあうちのクリニックでは顕微授精も無理」と言われてしまいました。
男性不妊に消極的なクリニックだったので、なんとなく想像はつきましたがやはりショックでした。
完全に見捨てられた私たち夫婦
しまいには「〇〇(都会)のクリニックで顕微やってください」と言われ、ある種突き放されたような状態でした。
私たちの心境を思いやってか、医師の口調はいつもより穏やかでした。
精神が崩壊していく
繰り返される悲劇
男性不妊だとわかってから約1年、自分を鼓舞しながらスレスレのメンタルでなんとかやってきました。
しかしここにきてこの現実に直面し、わたしは全ての気力を喪失してしまいました。
職場にはなんとか行けましたが、ご飯の準備すらできなくなりました。
毎日頑張って作っていた弁当も作れなくなりました。
ここで頑張ると自分が崩壊してしまうと感じたので、しばらくは思うままに甘えて過ごしました。
1ヵ月の間に何が起こった?
男性不妊クリニックで最後に精液検査をしたのは、つい1か月前のことです。
この時は顕微授精する分には全く問題ない結果でした。
体外受精でもいけるかもとすら言われていました。
確かに若干生活習慣が緩んで、外食が増えたり、運動をおろそかにしていた部分はあったと思います。
しかし、これまでと大きく変わったと言えるほどではありません。
もうひとつ考えられるのが、この2週間前、夫が仕事中に脇腹を強打したことです。
広範囲に青あざができていました。考えられるとしたらこのくらいです。
真実は誰にもわかりません。
まとめ
体外受精前の精液検査で精子がほとんど見つからず、クリニックに見捨てられた私たち夫婦。
言葉に出来ない程の絶望感を味わいました。

なんで私たちだけこんな思いしなくちゃいけない?
これから転院先を探し、新たなスタートを切ることになります。
いつまでこの悲しみのサイクルは続くのでしょうか。
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