ここ最近、年齢を問わずメンタル不調を訴える人が増加傾向にあり、カウンセリング需要が高まっています。

あなたの身近な人にもメンタルの不調を感じている人がいるのではないでしょうか?
その影響からか、心理関係の資格取得を目指す人も増加傾向にあります。
今回は心理学初心者の私が受講したキャリカレ「メンタル総合心理講座」についてまとめます。
受講した経緯
私は幼少から社会人を経て今に至るまで常に生きづらさを抱えて生きてきました。
生きづらさは今もさほど変わりませんが、30代半ばになってようやくそれは複雑性PTSDというトラウマ障害であり家庭環境に起因していたという事実に気づくことができました。
気づけただけでも症状が軽くなり少しだけ自分らしく歩けるようになってきました。
自分と同じ人を救いたい
やっと自分に気づいた私は、同じ様な人生を誰にも歩ませたくないという思いが湧いてきました。
自分が分からないまま生きてきたこれまでの人生は全てが空っぽで表面的で、とてつもなく悲しかったからです。

やっと気づけた。
という嬉しさと

なんでもっと早く気づけなかった?
という後悔が襲ってきました。
人生を後悔させたくない。
少しでも多くの人を救いたい。
そんな思いから心理カウンセラーに興味を抱くようになりました。
キャリカレの講座
今回私が学んだのはキャリカレの「メンタル総合心理 W資格取得講座」です。
こちらの講座は「JADP認定メンタル心理カウンセラー」「上級心理カウンセラー」の2つの資格が同時に取得でき、在宅学習はもちろん在宅受験が可能です。
JADP認定メンタル心理カウンセラー
実際に学習してみての感想
ド初心者向けの内容で心理学の概要、カウンセラーとして必要な倫理、想定されるパターンの対応の仕方、開業までの準備の仕方などが学べます。
「なんか聞いたことある」という内容も多かったですが、カウンセラーとしてどういう振る舞いをすべきかという点はとても参考になりました。
カウンセラーの基本の基本を教えてくれる講座といったところでしょうか?
上級心理カウンセラー
実際に学習してみての感想
具体的な心理療法について広く浅く学ぶといった感じです。
よく聞かれる「認知行動療法」や「芸術療法」をはじめ、代表的な8つの技法が導入から終結まで様々なクライエントのパターンを交え分かりやすく書かれています。
ただこのテキストの内容を十分理解したとしても、その技法を実際にクライエントに活用できるようになるまでにはかなりの経験が必要だという感じがします。
経験を重ねながら試行錯誤を繰り返すために必要なベースになりそうです。
メンタル総合心理講座 6つのポイント
初心者でもわかりやすい
学習を始めて感じたことは、テキストが非常に読みやすいということです。
重要な部分がはじめからマーカーや赤字になっているため、自分でマーカーを引いたりする必要がなく、後から見返したときも要点が見つけやすいです。
また、文章の内容がイラストでも描かれているので、イメージとして記憶しやすかったです。
程よいボリューム
ほとんどの方は働きながら学習されると思いますが、キャリカレの講座は広く浅く学ぶといった感じで1つ1つのテキストも40P程と薄く、空いた時間にささっと学べるためモチベーションが下がりにくいと感じました。
正直もっと深く学んだほうがいいのでは?とも思いましたが、結果的に飽きっぽい私にはちょうどいいボリュームだったと思います。
テキストの中で興味のある技法を見つけたら他の教材でより深掘りするといった流れになっていくと思います。
スマホ対応で便利
学習がはじまるとオンライン上で受講生ページ(サポート期間2年)を開くことができ、学習スケジュールなどを随時確認できるほか、教材のDVDと同じ動画がスマホで視聴できたり、添削問題もWeb上で提出できます。
私の場合はちょっと面倒ですがテキストを撮影してドライブ上に保存しておき、仕事の合間などに少しずつ学習していました。
おまけに試験問題も撮影して外出先で画像のテキストを見ながら解きました。
ほとんど自宅以外で完結しました。
教材DVDでイメージをつかめる
テキストで学んだ知識って、実践でどう使えばいいのか分からないことが多いと思いますが、キャリカレは実際のカウンセリング風景をDVDで視聴できるので、真似しながら覚えることができます。
表情や会話のトーン、話すスピードなどカウンセラーとしてどんな振る舞いをすべきかがわかるので助かります。
テキストで技法を学んだあとは、DVDで体に刷り込んでいけば自然と身についていくかもしれません。
学習期間が自分で決められる
なかなか忙しいという方でも、受講開始から2年間は学習サポートが継続されるので安心です。
しばらくの間学習できない時期があっても2年あれば資格取得できそうですよね!
私の場合は受講開始4か月後にW合格を目標にし、予定通りに資格取得することができました。
正直誰でも合格できる
資格試験は自宅でテキストを見ながら受験できるので難しくありません。
忘れてしまってもテキストを見返せば解けるので、仕事が忙しいという方でも合格可能です。
料金
一括払い 49,500円(税込)
ネットからの申し込みで1万円値引き。
分割払いもあり。
なかなかの大金ですが、資格がいっきに2つ取れたし良質な知識を得ることができたので、私の場合はいい買い物だったなと感じています。
まとめ
無事2つの資格を取得することができ、思い切ってこの講座を受講してよかったなと感じています。学習を継続できるか心配でしたが、飽きっぽい私でも案外すんなり学習できました。
私自身カウンセラーとは程遠い仕事をしているので、実際にカウンセリングを行うことはないと思いますが、日常で悩みを抱える人を目の前にしたときにどういった態度をとるべきか、どのようなアドバイスができるかを知ることができました。
メンタル総合心理講座で受験できる「メンタル心理カウンセラー」「上級心理カウンセラー」の2つの資格は、学習内容が全く異なるのでより知識を深めるためには同時受験をおすすめします。
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